FX自動売買LABO

資産の売買を繰り返す外国為替証拠金取引は、資産運用の一部となることから、自分にあったストラテジーを選ぶことが重要となります。

ストラテジーとその種類

投資で利益を出すための指針や手法、目標となる投資戦略のことを、FXストラテジーと呼びます。

購入に最適となる銘柄を決めること以外に、その銘柄にどの程度投資するかの判断や、保有資産を考慮した投資タイミング、ドローダウンが発生した時の対応など、戦略全体をまとめたものとなっています。

取引時にストラテジー一覧が表示され、その中から一つのトレードについて利益が出ているストラテジーを選び続けることが、取引の基本の鉄則となります。

ストラテジーには相場によって得意な銘柄と不得意なものがあり、相場に合わないものと判断した場合、変更することも選択肢として挙げられます。

ストラテジーの選び方としては、利益と損失を比較して、総合的に利益を出せることや過去の損益の状態も考慮する必要があります。

相場に適したストラテジーの選び方

ストラテジーを選ぶには複数の基準がありますが、基本的に利益と損益が主な判断要因となります。

最初に行うのは、ストラテジーの損益グラフが右肩上がりかどうかを確認することとなり、その期間を6ヶ月以上の長期に渡り判断することです。

右肩上がりの場合、利益の伸びが安定している他に、損失が少ないといった傾向にあるため、選びやすくなります。次に長期、短期問わず、損失につながる最大ドローダウンを更新していないものを選ぶ必要があります。

さらにリスク管理のため、損失より利益が大きい「損小利大」の性質を持つ、平均値や最大において利益が上回るものを選びます。

ストラテジーの成績も重要で、過去10取引における損益状況から、利益幅が大きいものを選ぶことで、今後の取引に信頼と期待を持たせることができます。

ストラテジーの選び方についてのまとめ

外国為替証拠金取引において、投資取引全般の戦略をまとめたストラテジーは、長期的に利益を出せるかどうかを選ぶ重要な要素です。

最も基本となるのは利益が損失を上回ることですが、短期間ではなく長期間において利益を安定して出していることも、選択の基準となります。